旧Macでは、ちょこっとした仕事にOfficeを使う為、Parallels Desktopを買ってその仮想環境にWindowsをインストールして使っていた。ソフトウェアの見直しに当たってParallels Desktopを使い続けて課金するのもなあと思い始めた。よってかつて使い慣れたVirtualBoxに戻ることにした。そこでとことん使い倒しているとはいえないものの、両者を簡単に比較してみる。
Parallels Desktopの良いところ。
- (おそらく)パフォーマンスが良い。Macbook Airの1.7GHzで32bitWindows7および10がキビキビ動いていた。バリバリ3Dとかでなければ上記スペックでもゲームで遊べていた。Officeももちろん普通に動く。
- Guest OS(特にWindows)への対応が早い。
- 設定とか全然考えずにファイル共有とかクリップボード共有とかが出来ていた。
Parallels Desktopの良くないところ。
- メジャーバージョンアップ(MacOSのメジャーバージョンアップとタイミングはほぼ同じ。)ごとにバージョンアップの費用が五千円くらいいる。(バージョンアップをしないという選択肢もあるが、最新OSにだんだん対応しなくなっていく)
- なんか自社製品の広告が時々出てうざったい。(たまにだが)
- 設定は至れり尽くせりなのだが不要なエイリアスとか勝手に作ってくれたりする。
- クロスプラットフォームじゃない。(これは結構大きいかも)
VirtualBoxの良いところ
- ただ(USBまわりの機能拡張を入れると完全OSSではないが無料)
- クロスプラットフォーム(作った仮想環境を別のPCに持っていける)
VirtualBoxの良くないところ
- 新しいMacbook Proでは試していないが、過去の記憶ではゲームとか描画系が厳しかったのでゲームとか無理(と思う)
- 一時期オラクルがサボっていてアップデートが滞っていた気がするので、将来的に不安。
- 細かいところまでの設定が厳しい(Xubuntu16.04のインストールでは結局サウンドドライバ周りは切った)。HOSTとの共有フォルダとかは自分で設定が必要(その方が良いケースもあるが)
よって今回は、お金とクロスプラットフォームを取ってVirtualBoxにした。
あとOffice365を使っているので、Mac版の最新Officeをインストールできたのも大きい。
余談だがOffice365マジおすすめ。昔は互換性が悪いという話も聞いたが、今のところ問題ない。