- 何をプロジェクトの目的とするか
- その手段として何を用いるか(ITなのか業務改善なのか、あるいはその両方なのか)
- どうやって目的の達成具合を測定するか
- おおよその規模感(1億円なら投資できるが、10億円は無理とか)
等々を明確化し、組み立てていく、要求をできるだけ定義していくのがこのフェーズの目的である。当然決まっていないこともあると思うが、それは「決まっていない」と明確化していく。(それによって提案も変わってくるから)成果物はプロジェクト計画書(設計書)となる。プロジェクト計画書の目次は、
- プロジェクト目的
- 対象業務・システム
- 対象業務・システム概要
- 主要課題
- 手段
- ITによる目的達成部分と達成手段の概要
- 業務改革による目的達成部分と達成手段の概要
- 効果
- 効果概要
- 効果の測定方法
- 意思決定者(組織)
- 実行組織
- 関連組織
- 要員規模
- 実行組織の要員規模
- 関連組織の要員規模
- 外部調達する要員規模
- プロジェクト終了に向けたスケジュール概要
- 内的主要マイルストーン(※プロジェクト自体のマイルストーン)
- 外的主要マイルストーン(※プロジェクト外で発生するマイルストーン、例えば法改正等)
- プロジェクト課題
- 主要課題
- 課題責任者
- 課題対策
- プロジェクトリスク
- 主要リスク
- リスク責任者
- リスク対策
ぐらいかなと思います。重要なのは、この計画書に意思決定者、実行組織、関連組織が内容に同意し、ハンコを押すこと。(血判状的な)※未決事項があるならそれはそれで良い。未決であることが明確であることに意義がある。
これぐらいをまず検討していると、プロジェクトの成功確率がぐっと高くなるのではと考える。
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