- 仕事量がものすごく多い。やってもやっても終わらない。
- 優秀な人とそうでない人の差が大きくフォローしきれない。
- プロジェクトとして現場レベルで決めたことを実際に現業をやっている部門に持っていくと簡単にひっくり返される。
1.について。自分のチームは要件定義を行うチームであった。要件としてはパワーポイント1ページに集約されることであっても、主管部門との調整、他の業務との整合性をとることに多くの時間を割かれた。日中の時間帯のほぼ7、8割が会議であった。必然的に自分の中で考えをまとめたり、資料を作ったりというのは残業時間で行うことしかできないことになった。コミュニケーションパスが多すぎて一つのことを決めるために小さなことから大きなことまで会議会議の連続であった。
2.について。優秀な人はまあいいとして、ソフトウェア開発プロジェクトには向き不向きがあると思う。向いている人というのは、
2.について。優秀な人はまあいいとして、ソフトウェア開発プロジェクトには向き不向きがあると思う。向いている人というのは、
- 積極的にコミュニケーションを取れる人。(単なる会話ではなく交渉能力、調整能力に長けた人)
- 論理立てて物事を考えられる人。(なぜそれをするのかを突き詰めて考えることができる人)
の2点のうちどちらかでもできる人でないと辛いのではと思う。人間性はすごくいい人なのだけれどもプロジェクトにおいてつらい毎日を送っている人が何人かいた。マネージャーは適性を見抜いて人を配置することがすごく重要だと思う。不向きの人がいた場合、3人いて3人分の仕事があるのに、2.5人分の仕事しかこなせない体制になっている場合がしばしばある。その場合優秀な人がフォローに回ることになる。
3.について。プロジェクトと主管部門との力関係で、決めたことが左右される。また長期にわたるプロジェクトの場合、主管部門の担当者の異動があったりすると方針が180度がらっと変わったりもする。それは担当者レベルでもマネージャーレベルでもあった。
上記のことが重なり合い、毎日のように起こっているとチームメンバーの士気はさがっていく。決めるべきことがいつまでたっても決まらない。度々の方向転換があり、右往左往する。仕事時間は増える。
なので「このプロジェクトの目標は達成不可能」と思い込むとなる。
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