まずSOAとは、概念であり、技術や製品ではないと記述をあるところで読んで、ひっくり返りそうになった。
SOAの概念、利点は以下とおり。
- 業務(領収書を発行する等)単位でプログラムを部品化し再利用できるようにして、システム単位のみならず企業単位で最適化を図る。(例えば組織変更によるワークフロー変更への柔軟な対応とか)もうすこし詳しく書くと、
- 業務の部品化する。
- 部品を組み合わせてアプリケーションを構成する。
- オープンな技術による(SOAP等)標準的なインターフェースを備える。
と理解した。
とすると、関わった2つのプロジェクトは、いずれも(かなり有名な)パッケージ製品を利用することが決まっており、外部からアクセスする為のAPIも当然備わっていた。それぞれのプロジェクトは、別途アプリケーションサーバーを立て、APIにかぶせる形でSOAサーバーを立てていた。(SOAは概念であるとするとSOAサーバーって変な感じ)
パッケージ製品のAPIは、部品化され標準にのっとったインターフェースを備えており、さらにSOAサーバーが必要な理由がよくわからなくなってくる。
真に企業においてSOAの概念が必要なケースは、全く新規にシステムを一から再構築する場合のように感じる。
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