今回は、計画立案の設問について述べる。
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計画立案
10.アーキテクチャと設計についての詳細な文書を作成してあるか。
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アーキテクチャをプロジェクト全体として共有することは重要である。しかし計画段階でそれを設定することができるプロジェクトは多くない。また実現可能性の高いアーキテクチャ(本を丸写ししたようなアーキテクチャではなく)を設計できる人も少ない。
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13.プロジェクト計画には休日、休暇、病欠、教育などの時間が見込まれているか。さらに、リソースの使用率が100%未満で計画されているか。
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20年前ならいざ知らず、近年は人的リソースについては、上記のことを考慮して計画することが多い。しかしながらそもそも「計画時におけるプロジェクト規模の見積もりの難しさ」という問題があり、余裕をもってリソース計画を立てたつもりであっても、結局工程が進むにつれリソースを食いつぶしてしまうことが多い。計画と実際の規模の間に借りが大きい場合は、そのプロジェクトはデスマーチとなる。
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