2016年7月14日木曜日

ITプロジェクトの成功率(過去のプロジェクト振り返りその2)

第1章の冒頭に以下のように書かれている。

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ソフトウェアプロジェクトが完了段階まで存続できる確率は、多くの場合、低い。
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Yes!そのとおり、プロジェクトの完了をどう定義するかによってその確率は変わってくるが、自分はプロジェクトの開始当初の予算、期間、効果(期待されている機能、それにともなう事業目標)が+-30%の誤差で達成できれば完了(成功)と考える。

※1 予算と期間については、マイナスの誤差は、経験したことがない。また効果についてもプラスの誤差は経験したことがない。この経験を覆す事例を知りたい。(雑誌取材とかに話している効果は大体盛ってますからね。)

※2 本の中では+-10%で成功と書かれていますが、そんな難しいこと無理ですと言いたい。これも事例があったら知りたい。

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しかし、この確率の低さは必然ではない。ソフトウェアプロジェクトを完了させるための第1歩は、プロジェクトを正しい手順を踏んで開始することにある。きちんとした形で開始できれば、単に完了できるという以上の単に完了できるという以上のメリットが得られる
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これもYes!そのとおり、プロジェクトの困難さの大部分は開始時にあると考える。開始時の条件が間違っていると以降の工程でいくら努力改善しようとも、そのプロジェクトは、よれていく、最後には何のためにプロジェクトを推進しているのかわからない状態に陥る。(責任を取りたくない人がいる。間違いを道めたくない人がいる。そしてなんとプロジェクトが混乱した方が儲かる人がいる。)

※ここにビジネスチャンスがあると自分は考える。具体的には、別途述べる。


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