自分は、大規模プロジェクト(予算X億円以上)に関わることが多かったのですが、もしかしたら中小規模にも当てはまるかもしれません。多くのプロジェクトで以下のことを経験しました。(繰り返しになりますが、み◯ほには関わっていません笑)
- お客様の社内の偉い人の政治的な力関係で物事が決まってしまう。(自分ではどうにもできない領域。特に雇われPMOとしては助言できる立場にない)
- お客様のITリテラシーがあまりにも低い(情報システム部門なのに)
- プロジェクト推進チームとしての一体感がなく、あくまで顧客とベンダーという立場(よって、やはり助言はあまり聞いてもらえない、お客の言う通り動け!)
- 最初に書きましたが、政治的(というと大げさかもしれないですが)な力関係が、チーム内の担当者レベルにまで影響する。(上司の意向に沿うように動く人もいれば、反発して動く人もいる。いずれにしてもプロジェクトとして最適な行動とは別の論理でプロジェクトを推進する)
- ベンダー側も責任回避の為(訴訟もありましたよね。ベンダー側が敗訴していましたが)、極力、意思決定をお客様に投げる(現在の状況を握りつぶすこともまあまあある。)よってプロジェクトとしての最適な判断ができないケースが多い(1〜4の理由により)
- 実は、人月で仕事をもらっている限り、トラブルが発生すればするほど、ベンダーは儲かる(担当は疲弊しますが)
- プロジェクトの進め方が少なくとも15年前から変わっていない。(自分が億円単位のプロジェクトに関わるようになったのが2000年ぐらいからなので、もしかするとそれ以前からかも)アジャイルが絶対いいとは言いませんが、WFでこの15年同じ失敗を繰り返しているのはどうなの?(一部CIとかは導入されつつありますが)※自分はアジャイル絶対主義には懐疑的です。
- EXCEL絶対主義は、もういやだ。。(一部は、BTSとか導入されつつはありますが)
愚痴を垂れ流すときりがないですが、この辺で。上記のようなフラストレーションにより、上記のない世界へ旅立ちたいと考え、
- 具体的なプロダクト(サービス)を提供する側になりたい。
- プロダクトを構想する力を身に付けたい。
- プロダクトを実現する力を身に付けたい。
ので従来の仕事の片手間で勉強していては、世の中の進歩についていけない。退路を絶って真剣に取り組みたいとプータローになった次第です。
※壮大なことを書きましたが、お試しでエロサイト作りたいんですよねぇ。
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